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子どもが生まれて変わった、お風呂掃除

※2017/10/10に「みんなの暮らし日記 ON LINE」に寄稿した記事を編集・転載したものです。

体をきれいにする場所だから、その分お風呂は汚れやすいですよね。
ぬめり、水垢、カビ……考えるだけでゲンナリします。
ぴょこぴょこぴさんは、お子さんが生まれてから、掃除や収納の方法を変えて清潔さを保っているそうです。
さて、その方法とは?
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今回は、お風呂掃除や湿気対策をまとめたいと思います

お風呂は水垢やカビなどで汚れやすく、汚れをためてしまうと、掃除するのが大変な場所です。

以前は、最後に入浴した人が、スクイージーで天井や壁、入口ドアなどの水をぬぐっていましたが、子どもが生まれてからはその余裕がなくなりました。

その代わり、掃除や収納の方法を変えて、お風呂をきれいに保てるように工夫しています。

浴室内にはできるだけ物を置かない

浴室内に物を置くと、掃除しにくかったり、カビが生えやすかったりします。
そのため、子どものおもちゃ、シャンプー、リンスなどは脱衣所に置いています。

入浴時に使うものを持って入り、出る時に体を拭いたタオルでシャンプーボトルなどの水分を軽く拭いて、脱衣所に戻します。

家を建てる時に、お風呂にはシャンプーなどを置く棚をつけませんでした。
壁に何もないと、掃除がよりやりやすくなります。

お風呂の蓋も乾かしたり、掃除したりする手間がかかるので、シャワーしか使わない夏は片付けています。

一方で、洗面器や石けん、掃除道具など、浴室内に置いてあるものは、水気を切りやすくするため、吊す収納にしています。

浴室乾燥用のポールにS字フックでぶら下げたり、石けんを浮かせて収納できる石けんホルダーを使ったりしています。

また、わが家は室内に物干しスペースがあるため、浴室乾燥の機能を使っていません。

そのため、乾燥用のポールは2本設置できる仕様ですが、収納に必要な1本だけ設置しています。

ポール1本分ですが、それでも掃除が楽になります。

汚れやすい場所ほど、こまめに掃除

入浴時に浴室の床と排水口と、できればあと1か所掃除することにしています。

1か所は、壁の一部、入口の扉、浴槽の外側の側面、洗面器、椅子、鏡、水栓など。

鏡や水栓は4歳の長女が洗ってくれることもあります。

1人で入浴しているときはお風呂掃除用の洗剤で洗いますが、子どもと一緒の時(ほとんど一緒です)は、石けんを使います(小さくなって使いにくくなった石けんを、ネットに入れて掃除専用にしています)。

お風呂で特に汚れやすいのが排水口。

排水口は数日掃除しないだけで、ギョッとするほどの汚れがたまってしまうので、疲れている日でも必ず掃除しています。

普段はパーツを外して、ブラシで洗っていますが、面倒に感じる日は、ブラシを使わず、各パーツをシャワーでさっと流します。

それだけでもかなりきれいになります。

浴槽内は、最後に入浴した人(主に夫)が、お湯を抜いて掃除します。

カビ予防は乾かすことが第一

冒頭にも書きましたが、いちばん良いのは最後に入浴した人が、スクイージーで水をぬぐったり、体を拭いたバスタオルで水分を拭きとったりすることだと思います。

いまは難しいので、夫も私も最後に入ったときは、各自気になる場所を少し拭き取るくらいしかしていません。

そのため、換気をしっかり行っています。

換気扇は24時間回しっぱなし、天気の良い日は朝から入浴前まで、窓を開けっぱなしにしています。

(24時間換気の換気扇がないアパートに住んでいた頃は、入浴後、朝まで回しっぱなしにして、朝から次の入浴までは扉をあけっぱなしにしていました。)

朝、窓を開けるついでにお風呂の蓋がよく乾くよう立てかけ方を変え、椅子の位置も変更。

排水口の蓋も外して立てかけて、ゴミ受けにたまったゴミをティッシュで取って捨てます。

湿ったボディタオルは、洗濯機に入れて洗います。

洗濯物と一緒に干すとカラッと乾いて、また気持ちよく使えます。

ボディタオルは素材が綿で熱に強いので、空気中の酵母でピンク色になってしまったら酸素系漂白剤と粉石鹸で煮洗いしてきれいにしています。

もう10年近く使っていますが、まだまだ使えそうです。

月1回のお掃除

月1回、くん煙タイプの防カビ剤を使っています(商品や季節によって2か月に1回のことも)。

いろいろな商品を使ってみましたが、カビがまったく生えないわけではありません。

いつも湿っているところや床の隅っこなどに生えてしまいますが、天井や壁に生えてこないので、効果はあるのかな? と思っています。

また、配管洗浄剤で配管のお掃除も。
私は配管掃除を忘れがちなので、忘れないように手帳に書くことにしました。

その他のお風呂の掃除

天井

アルコールスプレーを吹き付けた、マイクロファイバークロスで天井を拭いています。

クロスを手に持って拭くのは大変なので、フローリングワイパーにクロスをつけて、逆さに持って拭いています。

コツは、マイクロファイバークロスがしっかり湿るくらいアルコールスプレーをたっぷり吹き付けることです。

天井の水滴の跡も取れてスッキリします。
除菌もできるので、カビ予防にもなると思います。

換気扇

掃除が必要になると、お手入れランプがつく換気扇なので、ランプがついたら、フィルターを外して水洗いしています。

鏡や水栓金具の水垢

毎日水分を拭き取るのが理想ですが、子どもが生まれて以来できなくなりました。

そこで、水垢がたまってくると、クエン酸水をスプレーして、ラップでパックして放置。

その後、パックに使ったラップに溶かす前のクエン酸を付けて、ごしごしこすって落としています。

それでも落ちない頑固な水垢は、水垢専用の洗剤を使って落としています。

※クエン酸水は、水180mlに対してティースプーン1杯ほどのクエン酸を入れて作っています。

 !クエン酸水の注意事項!
 ・クエン酸水パックは長時間やると、塗装が剥がれる場合があります。
 ・大理石、タイルの目地、アルミには使用できません。
 ・クエン酸は酸性なので塩素系の洗剤と混ぜると有毒ガスが発生する可能性があります。
 ・クエン酸水を作ってから長期間置いておくと、ボトル内にカビが生えることがあります。
  私は1週間程度で使い切るようにしています。

カウンターの下

カウンター下のカバーが外せるタイプなので外して、中を掃除します。

ここはどうしてもカビが生えてしまうので、外したら念入りに洗って水分を拭き取ります。

その後、しっかり乾いてから再びカバーを入れこみます。

※外せるかどうかや、外し方は取扱説明書をご確認ください。

浴槽のエプロン

浴槽のエプロンが外せるタイプのお風呂の場合は、時々外して掃除した方が良いと思います。

わが家のお風呂は、残念ながら外してはいけないタイプのため、ここは掃除できていません。

入口のサッシ、扉

サッシも毎日拭くのが理想的ですが、これもなかなかできていません。
汚れがたまってきたら、古い歯ブラシで汚れをかきだし、ウエスやおしりふき(次女がたくさん引っ張り出して遊ぶので、お掃除用のおしりふきがたっぷりあります)で拭き取ります。

隅の落としにくい汚れは、竹串にウエスやおしりふきを巻き付けてかきだします。

扉の下の汚れが気になるときは、扉を外して、上部と下部の溝を歯ブラシでこすってシャワーで流して洗います。

我が家の扉は引き戸タイプなので、持ち上げて斜めにするとすぐに外れます。

※外し方は取扱説明書をご確認ください。引き戸以外でも外せる扉も多いようです。

カビ取り

カビが生えてしまったら、できるだけ早く落とします。

普段はスプレータイプのカビ取り剤を使用。

頑固なカビにはジェルタイプのものを使っていましたが、Instagramのコメントで、キッチンハイターやキッチンブリーチと片栗粉を一対一で混ぜたものを使うと良く落ちると教えていただきました。

カビに塗って、ラップでパックしてしばらく置いてからシャワーで洗い流します。

混ぜる手間がかかりますが、ジェルタイプよりもよくカビに効き、シャワーでさっと流せるので重宝しています。

※カビ取りのパックは長時間放置すると塗装が剥がれる場合があるそうです。

からり床の黒ずみ

からり床が黒ずんできてしまったら、お風呂用洗剤をスプレーして、ラップでパックして放置し、ブラシでこすって洗うと落ちます。

こちらも、Instagramのコメントで教えていただいた方法です。

コーキング部分の黒ずみ

床と壁の境目などにある、コーキング部分(浴槽と壁の境目の妙にプニプニしたあれです)の汚れが落ちなくなってきたら、ブラシにウタマロ石けんをつけて、ゴシゴシこすると白くよみがえります。

ブラシはタイルの目地用などの細いものを使うと、こすりやすいのでオススメです。

※ウタマロ石けんには蛍光増白剤が含まれていますので、白以外の色の場合、色落ちするかもしれませんのでご注意ください。

蛍光増白剤については、花王さんのサイトがわかりやすく説明をしてくれています。

お家の湿気・カビ対策

季節や天候によりますが、朝起きるとまず窓を開けます。

24時間換気システムの家ですが、窓を開けるとこもった空気と外の新鮮な空気が入れ替わって気持ちよく感じます。

ここからは、お風呂以外で湿気やカビの対策をしている場所をご紹介します。

収納

わが家は、ほとんどの収納を造り付けにしています。家具と違って入れ替えることができないので、収納自体にカビが生えてしまったら大変です。

そのため、収納のあちこちに除湿剤を設置。

除湿剤を置いているのは、押し入れの中だけでなく、洗面所やキッチンの引き出しの中、季節外の衣類の引き出し、子どものお下がりの衣類の箱、季節外の寝具の収納袋の中、靴箱の中、非常用品の収納箱の中など思いつく限り入れています。

また、時々収納を開けっぱなしにしたりして湿気がこもらないようにしています。

さらに、収納の中に向けて扇風機やルーバーで風を送ると、湿気を追い出すことができます。

キッチン

食器や調理器具は洗った後、布巾で拭いて、完全に乾燥させてから食器棚や引き出しに戻しています。

私の拭き方の問題かもしれませんが、布巾で拭いても多少水分が残るので、すぐに仕舞わないことにしています。

また野菜やお惣菜が入っていた容器は、洗った後ピンチハンガーに吊して、完全に乾いてからゴミ箱に捨てています。

水分がないことでカビが生えず、嫌な臭いもしません。

寝室

現在、子ども部屋にベッドと布団の両方を置き、家族全員で川の字で寝ています。

ベッドの下は湿気やほこりがたまらないように何も置かず、布団の下にはすのこを敷いています。

晴れた日はできるだけ布団を干すようにしていますが、干せない日が続くときは布団乾燥機で湿気をとばすようにしています。

読んでくださり、ありがとうございます。
良い一日になりますように。

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