※2019/07/12に「みんなの暮らし日記 ON LINE」に寄稿した記事を編集・転載したものです。
夏の暑さには辛いものがありますが、その暑さを利用して効率よくできるお掃除があります。 そのおすすめの掃除方6つをご紹介します。 |
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もくじ
初夏に念入りにカビ退治
梅雨の間、お風呂のカビに悩まされている方、けっこういらっしゃるんじゃないでしょうか?
もちろん我が家も……。
毎日掃除をしていても、梅雨の間にカビが生えてしまったら、初夏に念入りにカビ退治をすることをおすすめします。
なぜなら、カビは真夏の暑い時期にはあまり生えないからです。
初夏にしっかりカビ退治をしておけば、真夏は通常の掃除だけで大丈夫!
カビに悩まされることは、そんなにないと思います。
天井のカビ、隠れカビにご用心
天井に生えたカビは、お風呂中に胞子をばらまきます。
そのため、天井は特にしっかり除菌します。
フローリングワイパーやモップがしっかり湿るくらいパストリーゼをスプレーし、モップを逆さに持って天井を拭きます。
パストリーゼは高濃度のアルコールなので、樹脂を傷める可能性があります。
そのため、天井を拭くときは短時間でさっと終わらせます。
カビやピンク色のぬめりがついていたら、カビキラーなどのカビ取り剤を使って取り除きます。
肩より上の位置にスプレーするときは、目に入ったり、吸い込んでしまったりするので気をつけましょう。
一般的なカビ取り剤では落とせないゴムパッキンなどの頑固なカビには、キッチン用のハイターを使用します。
ハイターは片栗粉を入れてペースト状にして、バターナイフやスプーンなどを使って塗ります。
その上からラップでパックして、数時間放置。最後にラップを外してシャワーで流すと、片栗粉なのでさらさらと流れていきます。
また、こんな忘れがちな場所もカビ取り剤で掃除しています。
忘れてない?お風呂掃除のチェックポイント 1.カウンターの下 外しても大丈夫なつくりであれば、外して中のカビを退治します。 2.浴槽のエプロン 我が家の浴槽は、エプロンを外せませんが、外せるタイプの方はここも外してお掃除しましょう。 3.洗面器やバスチェア カビがついていないか要チェックです。 4.鏡の裏の隙間 カビが潜んでいそうなら、上から中に向けてカビ取り剤をスプレーします。 5.浴槽の蓋 隅のほうにカビが隠れていることが。 夏場シャワーしか使わない場合は、しっかり洗って乾かしてから、別の場所に置いておくとお風呂掃除が楽になります。 6.お風呂の扉やサッシ とても汚れやすく、掃除しづらい場所だと思います。 外せるタイプの場合は外して洗うと、綺麗になります。 7.排水口 パイプクリーナーを使います。 ゴミの受け周りなどにもかけながら使用すると、周りも一緒に掃除できます。 |
最後は防カビ燻煙材で仕上げ
浴室全体のカビを予防できる燻煙材で仕上げます。
燻煙中に家族が間違って扉を開けてしまわないように、扉に「燻煙中。開けないで!」と張り紙しておくか、家族で外出する直前にセットするのが安心です。
カビは真夏を過ぎて秋になると再び活発に増殖します。
しっかり予防したら、真夏は少し手抜きをして、涼しくなったら再びカビに注意しましょう。
高温を活用してダニ退治!
猛暑の日、車の中はとても危険な高温になります。
なんと、ダニも生きていられないほどの高温なんだそうです。
そのため、「今日は暑い!」と思ったら、ダニ退治のチャンス!
車を使う予定のない日の午前中に布団などを車の中に入れて、夕方まで放置します。
車から取り出した後、布団用ノズルをつけて掃除機をかけたら、ダニ退治完了です。
以前Instagramにこのダニ退治の投稿をしたとき、ダニの死骸が車の中に落ちるのを防止するため、布団をごみ袋に入れているという方がいらっしゃいました。
アレルギーなどが特に心配な方は、袋に入れたり、レジャーシートを敷いてから置くなどされると良いかもしれません。
私は布団の他に、クッションやぬいぐるみ、座布団なども入れています。
油汚れも落ちやすい!
暑いと油汚れも緩み、落ちやすくなっているので、キッチン周りの汚れを落としながらキッチンの天井も拭くようにしています。
フローリングワイパーやモップに、セスキ水や白いなまはげ(47倍希釈液)など、油汚れに強い物をスプレーして、逆さにもって天井を拭きます。
コンロやIH近くの壁には油がはねていると思うので、ついでに普段手が届かない高い位置の壁も拭いています。
子どもと一緒に水遊びしながら窓掃除
子どもたちと水遊びしながら、家の窓や外壁などにケルヒャーやホースで水をかけて掃除します。
子どもも一緒なので、洗剤などは使わず、水の勢いとデッキブラシで落とします。
夫がついでに洗車を始めたり、子どもは水着になってバケツの水で遊んだり、水鉄砲で家に水をかけたりと楽しんでくれます。
私としては、暑い中公園に付き添ったりするより、家がきれいになるので、一石二鳥の掃除だと思っています。
プール遊びのついでにちょこっと掃除
ビニールプールで子供たちを遊ばせている間、次女がおぼれないか心配なので、窓を開けて近くで見守っています。
その姿は可愛いのですが、ずっと見ているとだんだん飽きてしまいます。
そこで、飽きてきたらプールの水を少し借りながら、窓や網戸、サッシを掃除します。
ここでも子どもがそばにいるので洗剤は使いません。
濡らしたマイクロファイバークロスで拭いて、最後に乾いらクロスで乾拭きする程度ですが、けっこう綺麗になります。
子どもたちが飽きたり、寒くなってきたらプールは終了です。
最後にジャパーン!とプールの水を勢いよくぶちまけて、コンクリート部分の泥汚れまで流しています。
カーテンやラグもどんどん洗濯しましょう!
暑い日には、カーテンやラグ、ぬいぐるみなどを洗ってもすぐに乾きます。
私はすべて洗濯機で洗っていますが、ぬいぐるみは形が崩れたり、壊れる可能性もあるので、手洗いが無難だと思います。
ラグとぬいぐるみは、ベランダに干しますが、カーテンは脱水したらすぐにカーテンレールにつるします。
窓を開けておくと、そのまま乾いていきます。
暑い夏は、汚れを落としやすい季節でもあります。
熱中症に気をつけながら、暑さを利用して掃除するのも効率が良くておススメです。
読んでくださり、ありがとうございます。
良い一日になりますように。