
私はInstagramで、家事の工夫や時間の使い方などについて投稿しています。
しかしもともとは、夜型の朝寝坊で家事も苦手でした。
夜遅くまでテレビを見たり、ネット検索をしたりして、朝、家を出なければいけない時間の直前に飛び起き、10分くらいで身支度をして駅まで走っていました。
家事は嫌いではありませんでしたが、苦手でした。
家事をするときは、のんびりマイペースにするのが好きで、「時短」という言葉はせかされているようで嫌いでした。
そんな私が今は5歳と2歳の子どもを育てながら、働いています。
時間の使い方を工夫することで、家事も回るようになりました。
夜型の朝寝坊で家事が苦手だった私が、すこしずつ変わっていった経緯を、自己紹介を兼ねてまとめました。
ひとつひとつは小さな思いつきや工夫でも、積み重ねることで、暮らしを大きく変える力になります。
毎日の暮らしが少しでも楽になるような、暮らしの工夫を届けたいと考えています。
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もくじ
新婚当初は丁寧な暮らしにあこがれました
結婚後も、時間の使い方や、家事のやり方は変わりませんでした。
当時「丁寧な暮らし」にあこがれていて、ひとつひとつ丁寧に行うことが良いことだと考え、時間がかかりすぎることや非効率なことは気にしていませんでした。
丁寧な暮らしを勘違いして理解していたと思います。
朝ごはんを作るのが遅すぎ、夫から苦情が出ていましたが、早く起きることはできませんでした。
私を早起きさせることをあきらめた夫が、朝ごはんを作ってくれていました。
夕食も下ごしらえなど段取りを行わず、仕事から帰宅した後、レシピ本を見ながらゆっくり作っていました。
夫からは、もっと早く夕食を食べたいと言われていましたが、これ以上早く作るなんてとても無理だと考えていました。
下ごしらえなどで事前に段どっておくことは思いつかなかったのです。
初めての育休は、とても辛くて大変でした
長女が生まれてから、 初めての育児でいっぱいいっぱいになりました。
赤ちゃんはとても可愛らしいのに、憧れだった育休は、とても辛くて、大変なものでした。
最低限の家事だけ行い、食事は主にお惣菜や冷凍食品になりました。
子どもの離乳食は作らなくてはと考えて、作っていました。
おとなの食事から取り分けて作ればよかったのですができませんでした。
泣かれるのが怖くて、長女が起きている間はずっと抱っこしたりあやしたりし、へとへとになりました。
家事がままならない状態での仕事復帰
家事がままならない状態のまま、育休が終わり、仕事復帰になりました。
復帰と同時に異動になり、初めての仕事を覚えなくてはなりませんでした。
往復3時間の遠距離通勤のため、時短勤務を選択していました。
時短なのに、仕事・家事・育児のすべてにおいて、時間が足りない日が続きました。
このころは、以前と変わらず、帰宅後にいちから食事の準備をしていました。
料理をしている間、長女は足元で泣いているか、赤ちゃん用のお菓子を食べながら、録画した幼児番組を観ていました。
寝かしつけながら自分も寝てしまい、夫が帰ってきて起こされてから夫と自分の分の夕食を仕上げて、食べて、片付けてから夜中に再び寝ました。
長女の夜泣きもあり(多い日は5回も!)、毎日寝不足でした。
復帰当初は、仕事が辛い、家も辛い…と毎日しんどい思いで過ごしていました。
そんな中で唯一のホッとできる時間は、通勤電車の中でした。
電車の中で、好きなインテリアや家事、料理などの暮らし関係の本を読んで楽しんでいました。
暮らしの改善を始め、家事の工夫を重ねました
復帰後、半年ほどは、目の前のことをこなすだけで精一杯でしたが、少しずつ暮らしの改善をやりたい、という気持ちがめばえてきました。
マイホームへの引っ越しを機会に、効率的な収納を目指したり、ついで掃除を始めたり、ルンバやブラーバ、食洗器など、家電にも頼り始めました。
長女が2歳になる少し前から、ようやく、長女と二人で夕食を食べる余裕がでてきました。
それまでは「お腹がすいて疲れているから、早く食べさせなくては!」という思いもありましたが、食べさせることに必死で、一緒に自分も食べる余裕がありませんでした。
長女に食べさせながら自分も食べられるようになったことで、寝かしつけと同時に自分も寝られるようになりました。
2歳を過ぎたころから夜泣きの回数も減り、朝までよく眠れる日が増えました。
それと同時に早朝に目が覚めるようになり、そっと起きだして家事を始めました。
ただ、せっかく早起きしても、敏感だった長女も泣いて起きてきて、抱っこして時間が過ぎる日も多くありました。
なかなかうまくいかないな、と試行錯誤していました。
4時起きで朝家事を始めました
試行錯誤しているうちに、私が起きても長女はぐっすりと眠るようになり、私も早寝早起きに慣れてきました。
まとまった時間が取れる早朝は、今の私にとって、家事のゴールデンタイムであり、貴重なひとり時間です。
トイレに行くついでにトイレ掃除をしたり、身支度を整えるついでに洗面台を掃除したり、とついで掃除をしたり、夜の間に部屋干しをした洗濯物を取り込んで畳んだりしています。
そして朝ごはんと一緒にお弁当や夕食の下準備を行っています。
時間に余裕がある日は、録画した番組を観て休憩したり、読書をしたり、資格勉強をしたりと、自分の時間を楽しんでいます。
暮らしの工夫を届けたい
ほんの小さな思いつきや工夫でも、積み重ねると暮らしはグッと楽になります。
現在私は、2人目の育休復帰から1年が経とうとしています。
復帰前は、2人育児をしながら仕事復帰なんて大丈夫だろうか? と不安になったりもしました。
でもなんとか1年過ごしてこられました。
憧れの「丁寧な暮らし」には程遠い毎日を送っていますが、味噌や梅干しなどを手作りするなど、できる範囲で丁寧な暮らしを楽しむことにしています。
また、夫と私は仕事を、5歳と2歳の子どもたちは保育園での生活を楽しみつつも頑張ってくれています。
家族それぞれが、外で一生懸命過ごしてから帰る家は、安らげる場所、元気を充電できる場所であってほしいと考えています。
忙しくて目が回りそうな日もありますが、忙しいからこそ生まれる工夫もある! と信じて、日々試行錯誤を重ねています。
赤ちゃんが生まれて大変な状況の方、小さなお子さんを育児しながら大変な思いで働かれている方など、沢山いらっしゃると思います。
日々の暮らしが少しでも楽になり、ゆったり過ごせる時間が増やせるように、暮らしの工夫を届けたいと考えています。
読んで下さり、ありがとうございます。
今日もよい一日になりますように。