こんにちは。
ぴょこぴょこぴ(Instagram @pyokopyokop)です。
換気扇掃除って厄介ですよね。
すぐにベタベタになり、形も複雑。
換気扇掃除は掃除が面倒ですが、放置しておくと、汚れはより頑固になって、大変なことに…
でも、強い洗剤はあまり使いたくないですよね。
油汚れをするりと落とす「ゼリー石けん」を使って、換気扇掃除をする方法をご紹介します。
また過去、何度もシロッコファンをサビさせる失敗をしました。
サビたシロッコファン…きれいになってもサビているとガッカリします。
サビてしまって経緯など、失敗談も書きますね。
注意事項:換気扇の材質によって、石けんがNGなどの制約があるかもしれません。
事前に説明書のお手入れ方法をご確認ください。
もくじ
換気扇掃除の合図、お手入れランプの点灯
お手入れランプが点灯したら、換気扇掃除の合図です。
換気扇の中に手を入れたときに、換気扇が作動しては大変危険!
事前に、お手入れモードなどに設定変更して、換気扇が作動しないようにしましょう。
設定方法は、換気扇の説明書をご確認ください。
お手入れランプがない換気扇の場合は、2〜3か月に1回くらい掃除すると、頑固な汚れがつきにくくてラクです。
換気扇の汚れ方は、使用頻度や油を使った料理をどの程度されるかなどによって異なります。
ときどき中を覗いてみて、ご家庭にあった頻度を見極めるのがオススメ。
ゼリー石けんの作り方
ゼリー石けんの材料
- 粉石けん50グラム(シャボン玉スノールは、きめが細かくて溶けやすいのでオススメです。)
- 40〜50度のお湯500ml
ゼリー石けんの作り方
1. 粉石けん50グラムに、40〜50度お湯を加える。
2.かたまりが残らない程度に混ぜる。
3.粉石けんが溶けたら、3時間ほど放置して固まるのを待つ。
4.3時間ほど放置し、ゼリーのようにプルプルに固まったら完成。
写真より、もっと柔らかくても大丈夫です。
気温が高いと固まりにくく、寒いと早くしっかりと固まります。
ゼリー石けんの使用上の注意点
ゼリー石けんは作った当日に使い切りましょう。
以前、粉石けんのメーカーに問い合わせたところ、翌日になったら使えなくなるというわけではないが、品質を保証できなくなる、とのことでした。
また、石けんはアルカリ性のため、素材を痛めることがあります。
心配な場合は、中性洗剤を使いましょう。
換気扇の外せるパーツを外して、ゼリー石けんをなじませる
換気扇の外せるパーツを外します。
油が混ざったホコリがベッタリとついていて、触るのを躊躇してしまう…。
わが家の換気扇の場合は、整流板からシロッコファンまで、5つのパーツが外せます。
外した換気扇のパーツはシンクへ。
整流板を下に置いて、その上に他のパーツを並べます。
この日は、ついでにIH周りの物も外して洗うことにしました。
ゼリー石けんをスプーンすくって、換気扇のパーツにかけてなじませます。
手で塗るとなじませやすいです。
手あれが心配な方は、ゴム手袋などを使いましょう。
複雑な形のシロッコファンに、ゼリー石けんを行き渡らせるのは、少し時間がかかります。
シロッコファンから流れ落ちたゼリー石けんを再びすくい上げて、まんべんなくなじませます。
ゼリー石けんをなじませたら、汚れを浮き上がらせるために、少しだけ放置します。
ここで注意事項が!
次の項目の要注意のシロッコファンをご確認ください。
要注意のシロッコファン
前項で、「少しだけ放置」と書きました。
実は以前、長時間放置して、シロッコファンをサビさせてしまったのです。
わが家のシロッコファンは、塗装タイプです。
塗装タイプのシロッコファンは、掃除のやり方や経年劣化によって塗装が剥がれることがあるので、お手入れに注意が必要です。
また過去には、食洗機で洗って、サビさせてしまったこともありました。
3年間、毎月食洗機で洗ってお手入れしていたのですが、ある日、食洗機から出してみると、見事に塗装が剥がれてサビていて、ビックリしました(大ショック!)。
塗装タイプのものは、お手入れに注意が必要です。
心配な場合は、アルカリ性の石けんではなく、中性洗剤を使いましょう。
ゼリー石けんでパックしている間に、レンチンしたウエスで、換気扇本体を拭き掃除
外した換気扇のパーツに、ゼリー石けんをなじませて、汚れを浮き上がらせている間に、換気扇本体を掃除します。
※本体の掃除に時間がかかる場合は、いったん作業をやめて、次の工程に書いてあるように、ゼリー石けんを洗い流して、乾かしてください。
長時間パックすると、シロッコファンが傷む可能性があるため。
換気扇本体の汚れが軽い場合
ウエスや雑巾などを固く絞って、電子レンジで軽く温めます。
この時は、穴が開いたふきんを使いました。
500Wで30秒くらい温めました。
電子レンジは機種によって温まり方が異なります。
初めての場合は、10~20秒など短めに温めて、様子を見てください。
温めることで、油が落ちやすくなるので、掃除が楽になります。
温めたウエス(または雑巾)ができたら、ウエスにセスキ水(セスキ水がない場合は、薄めたキッチン用洗剤やホームクリーナーなど)をスプレー。
換気扇本体を拭いていきます。
この時、怪我防止のため、ゴム手袋など厚手の手袋をしましょう。
換気扇によるかもしれませんが、換気扇内部の金属の端が鋭くなっていて、素手で手を突っ込んで掃除したときに怪我をしたことが…。
また、温めたウエス(または雑巾)でのやけど予防になります。
まず、換気扇本体の表側を拭きます。
熱で油汚れを溶かすように、ゆっくりと。
冷めてきたら、またレンチンで温めます。
換気扇の中も拭いていきます。
繰り返しになりますが、怪我防止に、必ずゴム手袋などをはめてください。
拭きにくい細かい部分もきれいにしたいときは、無印良品の隙間掃除シリーズ、ヘラを使います。
菜箸やスプーンの柄でも代用できます。
ヘラに温めたウエス(または雑巾)を巻き付けます。
凹凸がある場所など、細かい部分をぐりぐりと拭いていきます。
汚れがひどい場合
キッチンペーパーなどに、セスキ水をスプレーして、換気扇に貼り付け、ラップでパックします。
30分ほど放置して汚れをゆるませてから、温めたウエス(または雑巾)で掃除すると、汚れがかなり落ちやすくなります。
お湯で流してピカピカに
ゼリー石けんを塗っておいた換気扇パーツにお湯をかけて、洗い流します。
汚れが軽いところは、これだけできれいになります。
これでも汚れが落ちない部分は、スポンジにゼリー石けん(食器用洗剤でも可)をつけて軽くこするときれいに落ちます。
軽く拭きとって、しっかり乾かします
洗い流した後は、換気扇に残った水分を拭き取って、しっかり乾かします。
シロッコファン…サビが悲しいですが、ピカピカです。
換気扇にセットして、動作確認
外した換気扇のパーツを元に戻します。
シロッコファンはカチッというまで、しっかりとはめこみます。
万が一、落下すると危険なので、最後にグッと引っ張って、落ちてこないか確認すると安心です。
すべてのパーツを元に戻したら、換気扇を回して、問題なく動くか動作確認します。
換気扇がガタガタとうるさくなったら、グリースで解決!
換気扇がガタガタとうるさくなったら、シロッコファンの取り付け部分の穴にグリースを塗ります。
もともとわが家のシロッコファンの中央の穴には、白い油のようなものがついていました。
それが、グリース。
グリースには、換気扇を回したときに、スムーズに静かに回る効果があります。
換気扇掃除を何度もやっていると、そのグリースが落ちてくるので、補う必要があります。
グリースは、チューブタイプやスプレータイプのものが、ホームセンターなどで売られているので、音がうるさくなった場合は、そちらをお試しください。
読んで下さり、ありがとうございます。
今日もよい一日になりますように。