※2018/09/02 に「みんなの暮らし日記 ON LINE」に寄稿した記事を編集・転載したものです。
夕食は仕事から帰ってのんびり作って、朝食は夫が担当。 そんな生活を送っていた、ぴょこぴょこぴさん。お子さんが生まれて状況は一変。 このままではいけない! と、工夫を重ねた結果、いまはこのように食事の準備をしています。 |
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もくじ
今日はごはん作りがテーマです。
私は元々、レシピ本を見ながらマイペースに料理をするのが好きでした。
仕事帰りにスーパーに寄って買い物をして、それからのんびり調理。
新婚当初は、夫から「もう少し早く食べたいんだけど」と苦情が出るほどでした。
朝もギリギリに起きることがやめられず、朝ごはんを作ることができない日も多くありました。
こちらは夫が早々に諦めて、代わりに作ってくれていました。
そんな状態だったので、長女を出産して仕事復帰をした後の食卓は、悲惨な状態でした。
これではいけないと、私なりに改善を重ね、いまの方法になりました。
まだまだ改善の余地はあると思いますが、現状をまとめました。
まとめ買いと作り置き
以前、「ムダや手間が減る、冷蔵庫整理と食材管理」で触れましたが、ネットスーパーでまとめ買いした食材を、金曜日に受け取っています。
その食材を使って、土曜日に下味冷凍を作ります。
また、作り置きの下ごしらえも行います。
日曜日には、前日の下ごしらえをもとに、作り置きを作って冷蔵保存しています。
※外出の予定、夫の出勤予定、子どもの体調などによって、多少変わります。
作り置きの利用方法
冷凍保存のものは1か月以内に、冷蔵保存のものは季節やメニューによりますが、水曜日にはほとんど食べきってしまいます。
水分の多い傷みやすいものから、朝食、お弁当、夕食と、どんどん消費します。
消費期限は作り置きのサイトや書籍を参考にしています。
平日、調理は朝にまとめて
平日は朝7時半に家を出て、18時ごろ帰宅という生活をしています。
下の子はまだ2歳のため、睡眠時間はしっかりと確保したく、20時台に寝室に行くことを目標にしています。
また、寝かしつけてから起き出して、後片付けをするのは非常に辛いので、私も一緒に寝ることにしています。
そのため、帰宅してから2時間ほどで、入浴、夕食準備、夕食、後片付け、翌日の保育園の準備、子どもたちの歯磨きなどを終わらせる必要があります。
でも、それだけでは子どもたちがかわいそうなので、少しは遊んであげたい……。
となると、帰宅後に調理できる時間はほとんどありません。
必然的に、家事のほとんどを朝やることになりました。
朝4時過ぎに起きて、掃除や洗濯物の片付け、料理など、ほとんどの家事を行っています。
週前半の朝の調理
週前半は、主に作り置きを消費します。
朝、作り置きを電子レンジで温めながら、朝食をワンプレートに盛り付け、昼食はお弁当箱に詰めます。
夕食は帰宅後に作り置きを盛り付けています。
調理らしいことは、その日のメニューによって、トマトやリンゴを切って添えたり、朝食に卵料理を追加したり、夕食にお味噌汁を作ったりする程度です。
お味噌汁も帰宅後に最初から作ると時間がかかるので、朝、具材に火を通すところまでやっておきます。
お鍋は使わずに野田琺瑯の保存容器を使って作り、粗熱が取れたら冷蔵庫に入れています。
野田琺瑯の保存容器は直火にかけられるので重宝しています。
※直火可、IH不可です。自己責任でIHで使用。
週前半は作り置きのストックがあるので、副菜が充実したメニューになっています。
週後半の朝の調理
週後半になってくると、冷蔵保存の作り置きがほとんどなくなります。
そのため、お弁当は作らず(作ることができず、と言ったほうが正しいかもしれません)、朝からしっかり朝食と夕食を調理することになります。
夕食の準備はまず、前日の晩に冷凍庫を覗き込んで、主菜を決めることから始めます。
メニューは1週間単位などでかっちりと決めておらず、このときの気分と冷凍庫の在庫状況で決めています。
主菜を決めたら、使う肉や魚を、冷蔵庫に移動させて解凍。
このとき、袋に穴が空いていて、汁が漏れ出すと嫌なので、バットに乗せておきます。
例えば主菜は、野菜炒めや唐揚げ、鶏肉の照り焼き、豚しゃぶなど。
野菜炒めの場合は、野菜もカットして冷凍してあった人参や玉ねぎ、ゴーヤなどを使用。
野菜は事前に解凍せず、凍ったままフライパンに入れます。
味付けも、ポン酢やオイスターソースなどを利用して、極力簡単にできるようにしています。
塩鮭などの場合は、グリル用のトレーに乗せてラップして冷蔵庫に入れておき、帰宅後すぐに調理できるように準備しています。
副菜は、トマトや水菜など、主に生野菜になります。
冬場は、朝に夕食の分まで生野菜をまとめて切っています。
それ以外の季節は食中毒が心配なので、帰宅後に切ります。
朝調理したものは、保存容器に入れて、冷蔵庫に。
帰宅後の調理
帰宅後、入浴して、子どもたちと自分の身支度を整えながら、準備したものを順番に温めます。
味噌汁には味噌を溶き入れ、焼き魚の日はグリルの自動機能を利用して焼きます。
子どもたちの身支度が整うころには、ほぼすべてできあがっています。
ぐずる次女を抱っこしたり、つまみ食いさせながら、ワンプレートに盛り付けて出します。
帰宅が遅い夫の分は、ラップをかけて冷蔵庫へ。
理想と現実
私にとっての理想のお料理は新鮮な食材を使って、食事の時間に合わせて作ること。
出来立てホヤホヤのほうが美味しいですし、栄養価も高くなります。
さらに、子どもたちに作る過程を見せたり、お手伝いしてもらったほうが食育にもいいと思います。
でも現実的には難しいので、今の方法をとっています。
また、週末が近づくにつれ疲れも出てくるので、夕食はお惣菜やお弁当で済ませる日も。
夫と長女は、鯖の水煮缶が好きなので、それを出す日もときどきあります。
手間暇かけてきちんと作ってあげたいとも思いますが、今の私には無理なので、手抜きもしながらできる範囲でやっています。
状況に合わせて柔軟に
子どもたちの成長や、私の勤務時間などによってベストな方法は変わっていきます。
来年長女は小学校に入学します。
帰宅後に宿題を見てあげる時間が必要になったり、長期休暇は学童のお弁当が必要になると思います。
子どもたちの身の回りの世話も少しずつ減ってくるでしょうし、寝かしつけも不要になるでしょう。
朝ではなく、夜にまとめて調理するようになるかもしれませんし、毎日帰宅後に作るようになるかもしれません。
子どもたちの成長とともに、お手伝いが増えてくれることを期待してもいます(全然やってくれないかもしれませんが……)。
そのときどきの状況に応じて、家族で協力しながら、やり方を柔軟に変化させていきたいと考えています。
読んでくださり、ありがとうございます。
良い一日になりますように。