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2度の出産で、育休中に改善したこと

※2018/02/24に「みんなの暮らし日記 ON LINE」に寄稿した記事を編集・転載したものです。

次女を出産して育休中のぴょこぴょこぴさん。
長女の出産、1度目の職場復帰、2度目の出産を経る中で家事の分担や効率化など様々な工夫をしてきました。
これまでどんな風に改善をしてきたのでしょうか?
2度目の職場復帰を控えるタイミングで、まとめてくれました。
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2度の育休と、暮らしの改善

私は元々、家事はのんびり、仕事で疲れた日の夕食は外食やお惣菜、夜型で朝はぎりぎりに起床するタイプでした。

長女が生まれ、はじめての育児がはじまり、家事育児の両立ができていない状態で仕事に復帰しました。

仕事と家事育児に追われる日々の中で、こつこつ工夫を重ね、少し余裕が生まれた頃に次女を妊娠し、現在は2度目の育休中。

今回の育休は最後の育休になる予定なので、できることはすべてやっておこうと、思いつく限り収納や家事の改善を行っています。

今回は、それぞれのタイミングでどのようなことをしたかご紹介したいと思います。

はじめての育休と仕事復帰

長女が生まれたときの育休中は、日々最低限の家事育児を行うのが精いっぱいで、改善はまったくできませんでした。

仕事復帰前に紙に家事や保育園送迎、仕事などタイムテーブルを書いてシミュレーションしてはいましたが、家事の効率化ができておらず、また家事のほとんどを抱え込んでいました。
洗濯物は朝干して、帰宅後取り込み、すべて私がたたむ。そして、お掃除は、お風呂以外は週末だけ行う……。

唯一の効率化は、洗濯物を干す余裕がない日のために購入した乾燥機。

洗濯から乾燥まで一気に終わらせることができるドラム式洗濯機とどちらが良いかと悩みましたが、ドラム式は高価なことと、子どもの事故が心配なため、乾燥機に決めました。

食材は生協で毎週まとめて注文していましたが、日々スーパーでも追加購入していました。

さらに夕食は帰宅後にいちから調理していたので、とても時間がかかっていました。

1歳になりたての長女は、しばらくEテレを見ながら幼児用のお菓子を食べていましたが、飽きると料理している私の足元に来て泣いていました。

何とか長女にごはんを食べさせて、お風呂に入れ、寝かしつけ、私も寝落ちしてから10時頃起きて夫と夕食を食べ、夫が食器を洗ってくれている間に、保育園の支度などをしました。

夜寝るのはどうしても12時を回ってしまい、いつも睡眠不足……。

職場復帰後の改善

まずは機械に頼りました

寝室を水拭きしてくれているブラーバ

起きられる日は早起きして家事をやろうともしましたが、私が起きると長女も泣いて起きてきてしまうため断念。

長女が1歳半を過ぎた頃、マイホームに引っ越しました。
それを機にルンバを購入し、掃除機掛けはルンバに任せることに。

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アイロボット(IRobot)

食洗器もつけたので、食器洗いがなくなりました。空いた時間を活かして洗濯は夜行い、夫に干してもらうことにしました。

しばらくしてブラーバも購入し、拭き掃除もブラーバにやってもらうことに。

アイロボット 床拭きロボット ブラーバ390j

タイムテーブルを改善

長女が3歳になる頃から食事を食べさせるのが楽になってきたので、夕食を一緒に食べて一緒に寝る流れに変更しました。

夫の分は器に盛って冷蔵庫に入れておき、自分で温めて食べてもらっています。

早く寝られるようになったので、早朝に起きて簡単なお掃除と、夕食の下ごしらえをはじめました。

この頃から私が起きても、長女は気づかずにぐっすり寝ていてくれることが増えたことも、朝型生活に切り替えられた理由です。

一緒に眠ることで「早く寝て~」とイライラすることがなくなり、睡眠不足もかなり解消されました。

自分のことは自分でやってもらう

この頃まで洗濯物はすべて私がたたんでいました。
なんとなく、妻(母親)の仕事だと思っていたからです。

でも、自分のことは自分でやってもらわなくてはと考え直し、夫の分は自分でたたんでもらうようお願いしました。
夫専用の洗濯物入れを作り、私はそこに分類して投げ込むだけに。

ワイシャツなど掛ける収納にしているものは、乾いたら私がクローゼットにかけています。

洗濯物干し用とクローゼット用のハンガーを共有しているので、私が取り込むときにそのまま自分の服と一緒にクローゼットに持って行ってかけるほうが効率的だからです。

作り置きやまとめ買いで調理時間を短縮

ある週末の作り置き。小松菜の胡麻和え、きんぴらごぼう、ブロッコリーの塩ゆで、酢玉ねぎ、キャベツと油揚げの煮びたし、はちみつ大根、人参のグラッセ、鶏むね肉のピカタ、ネギの小口切り、人参の千切り、シチュー(奥のお鍋に入っています)、ほうじ茶を作りました。ざるに入っているのは、干し野菜にする大根と白菜です。ついでに夕食用の鍋の材料もカットしました。

生協に加え、ネットスーパーの利用も開始。
生協では子どもに安心な食材やおやつを、ネットスーパーでは普段スーパーで買っている食材を注文しています。

ネットスーパーを利用しはじめてから、スーパーに行くのはどうしても必要な物があるときだけになり、買い物にかかる時間が減りました。

また同じ頃、週末に作り置きをはじめました。
たくさん作り置きを作るのは大変なときもありますが、作り置きのおかげで、朝夕の食事の品数が増え、お弁当も作ることができるように。

また、夕食にお弁当を購入したり、デリバリーを頼んだりすることが激減し節約にもつながりました。

時間に余裕が生まれました

これらの改善の積み重ねと長女の成長によって、復帰直後に比べ余裕が生まれました。

家事の内容は充実したのに1時間以上の余裕ができたため、勤務時間を1時間延長することができました。

二度目の産休でここを改善

書類を徹底整理

子どもが生まれると時間がとりにくくなるので、出産前にどうしてもやっておきたいことがありました。それは、「書類、スケジュール…etc.わが家の情報管理術」で書いた、書類の整理です。

産休に入ってすぐ、2週間ほどかけて書類の整理を徹底的に行いました。
とても大変でしたが、このとき必死に取り組んだおかけで、その後の書類整理がとても楽に。

お掃除方法の模索

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産休に入ってからは、茂木和哉やオキシクリーンなどを使って、はじめてのお掃除方法を試しました。
はじめての方法を試すのはおっくうになるので、今のうちにやってみようと考えたのです。

ただ、出産前は体が重くて思うようにはできず、産後も掃除にはなかなか手が回らず、徐々に家が荒れていきました。

次女を出産して1か月が経った頃、掃除がしたい! 片付けたい! という意欲がわいてきました。

無理をすると体にこたえるので、試しに「産休中の+αの1日1か所掃除」と名付けて、1か所ずつ掃除をはじめました。

赤ちゃんのおしりふきで引き戸のレールを拭く、お風呂の扉を外して洗うなど、その日の体調によって内容を決めて行いました。

1日1か所掃除は、体調が戻らない産休中だけと考えていましたが、自分に合った方法で続けやすかったため、今でも継続しています。

また仕事復帰を見据え、家具用ワックスや洗面台の防汚コートなど、汚れ防止のコーティングも進めています。

思いつく限りの収納改善

ピンチハンガーや布団ばさみは、壁にフックをつけて吊す収納にしました。

不便に感じていた場所の収納改善を、思いつく限り行っています。

特に、同じジャンルなのに複数の場所に置かれているもの、使用頻度と収納場所の取り出しやすさがあっていない場所、物が詰まりすぎている場所などを中心に見直しを行っています。

これまでも、不要だと思うものはすぐにリサイクルショップやバザーに出していましたが、最近はフリマアプリも利用しはじめ、より不要品を手放しやすくなりました。

成長に応じて長女にもお任せ

長女は4歳を過ぎたので、自分でできることがたくさんあります。
そのため、少しずつ身の回りのことを自分でやるように促しています。

任せられることが増えてくると、その分私の負担が減って楽に。
ただ、次女が生まれて以来、赤ちゃん返りもあるのでスムーズではありません。

保育園の準備

長女が4歳半頃まで保育園の準備は私がやっていました。そのほうがすぐに片付き、楽だったからです。
でも、それではいけないと考え直し、長女に任せることにしました。

元々保育園に持って行くものはすべて長女の手が届く場所に収納していたので、何度か一緒にやると長女一人でできるようになりました。

ただ、完全に任せっぱなしにしてしまうと、保育園の引き出しがズボンだらけで、肌着はなし! というような状態になるので、ときどきチェックしています。

また一人でできるはずなのに「準備するとこ見ていてくれないとできない」「リュック持っててくれたらできるよ」など、一緒にいてほしがるので、状況に応じて一人でやってもらったり、私か夫がそばにつけいたりしています。

朝の準備

保育園に行く前に着替え、歯磨き、うがいをしてトイレに行くのですが、これも4歳半頃まで付きっきりで行っていました。

朝の忙しい時間帯なので、どうにか一人でやってほしいと考えていたところ、長女が描いた絵に花丸をつけると喜ぶのを見て、あるアイデアを思いつきました。

メモ用紙にひらがなとイラストでやってほしいことを書いて渡し、私が洗濯物を干している間に終われば花丸、洗濯物が終わってからできたら〇、一緒にやったら△とマークをつけることにしました。

長女は、花丸をもらおうと張り切ってやってくれるので、2週間ほど続けました。

日によって、イラストのコップに顔を描いたり、洋服にリボンをつけたりするなど変化をつけると喜んでくれました。

花丸をつけなくてもやるようになった頃、メモ帳に書くのはやめ、洗濯物を干しに行くときに歯ブラシを渡すだけになりました。

よくテレビに夢中になって忘れているので、「歯磨き終わった?」「何ができた?」とときどき声をかけるようにしています。

洗濯物の片付け

今年に入ってから、長女の洗濯物は自分でたたんでもらうようにしました。

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長女用の洗濯物入れを買おうか迷いましたが、まだ服が小さくて場所を取らないので、リビングのおもちゃ箱のひとつを代用することにしました。

自分でたたむのを嫌がるかな? と予想していたのですが、意外に喜んで、張り切ってたたんでくれます。自分専用の洗濯物入れができたのが、嬉しかったようです。

ただ、まだ習慣つけていないので、「たたんでね」というだけでは、なかなかできません。

そのため、私が洗濯物をたたむときに、「お母さん洗濯物たたもうかな? 一緒に自分のたたむ?」と誘ってみたり、「今日の洗濯物はたくさんあるから、靴下だけ手伝ってあげようか?」などと声をかけたりしています。

仕事復帰に備えてこれから行うこと

食材の宅配

長後を出産後は生協とネットスーパーを併用と説明しましたが、育休中の現在は頻繁にスーパーに行くことができるので、生協だけを利用しています。

復帰にあたり、生協は解約してネットスーパーだけを利用することに決めました。
1か所からの購入にして食材管理をシンプルにしたいこと、ネットスーパーは注文から受け取りまでが早いこと、受け取り日時を細かく指定できることなどが理由です。

また、利用できるネットスーパーは2店舗あるので、これから復帰までの間に、両方を何度か利用して、どちらか1店舗に絞ろうと考えています。

防災

私の職場は、自宅からかなり遠い場所にあります。
そのため、仕事に復帰すると心配なのが災害時のこと。
東日本大震災のときも、帰宅は翌日になりました。

数日かけて徒歩帰宅することになるかもしれないので、会社に備えておくべきものや、通勤鞄に入れておくものなど、考えて準備しておかなくてはいけないと思います。

また、災害時の子どものことや避難先、連絡手段など、改めて夫と話し合っておかなくてはいけないと考えています。

タイムテーブルのシミュレーション

次女の保育園が決まったら、タイムテーブルをシミュレーションして、夫と家事分担を相談したいと考えています。

読んでくださり、ありがとうございます。
良い一日になりますように。

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