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散らかす、汚す、片付ける。子どもとの暮らし

※2018/10/03に「みんなの暮らし日記 ON LINE」に寄稿した記事を編集・転載したものです。

暮らしていれば、汚れます。
小さな子どもが一緒だと特に。
時には、笑っちゃいたくなるような散らかしっぷりを披露してくれることもあります。
ぴょこぴょこぴさんとお子さんの、掃除の記録。
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子どもとの暮らしで逃れられないのは……

わが家には、5歳と2歳の娘がいます。
小さな子どもがいると、とにかく家が汚れます。

代表的なものは、食べこぼし、お絵かきのはみ出し、ガラスにつく手や鼻水の跡でしょうか。

今回は、そんな子どもがいる家庭で起こりがちな汚れの掃除方法について書きました。

テーブルの下や椅子の食べこぼし

少しずつ減ってきてはいますが、食後のテーブルの下や、椅子は食べこぼしだらけに……。

パンやお菓子のくずなどの乾いた食べこぼしは、掃除機で吸っています。
その他の水分を含む汚れは、大きなものをティッシュで取ったあと、セスキ水をスプレーしながら拭いています。

少し前までテーブルの下は、食事の片付けの際に汚れが目立つ部分だけ拭いていました。
なぜなら早く片付けを終えないと、次女がぐずり始めてしまうのです。

そのため、気づかなかった汚れが蓄積して、落とすのが大変に……。

しかし、最近は機嫌よく遊んで待ってくれることが多くなったので、食後の片付けの際は、椅子をすべて移動させて、椅子とテーブルの下全体を拭くことに。

すぐに掃除することで、汚れは簡単に落ちるので、時間をかけてゴシゴシこすって落とすこともなくなりました。

セスキ水の作り方
スプレーボトルに、水180mlとセスキ炭酸ソーダを小さじ1/2杯ほど入れて作成。
アルカリウォッシュ(1kg)【アルカリウォッシュ】

ラグのシミ

リビングには白いラグを敷いていますが、食べこぼしやクレヨンの跡などですぐ汚れます。
そこで、天気がいい週末には洗濯を。

今使っているラグは白いインド綿のもので、水洗いできます。
洗濯機の使用は不可ですが、手洗いは大変なので洗濯機を使ってしまっています。

でも、ただ洗うだけではシミは落ちません。

そのため、前夜から酸素系漂白剤で漬け置きして翌朝洗濯機で洗っています。

ラグは大きいので、漬け置きはバスタブか洗濯槽で行うのがおすすめ。

洗濯槽で漬けたほうが、移動がなくて楽ですが、洗濯槽にカビが発生していた場合はカビが剥がれてドロドロになる可能性が高いので、心配な場合はバスタブが良いと思います。

今回はバスタブでの手順をご説明します。

酸素系漂白剤(私は主にオキシウォッシュかオキシクリーンを使っています)を、パッケージに書かれた使用量を参考に入れます。
40〜60度のお湯を加え、洗面器などでしっかり混ぜて溶かします。

酸素系漂白剤が溶けたらラグを沈め、お湯の温度が下がらないように蓋をします(お湯の温度が下がると、漂白効果も下がってしまうので)。

翌朝、バスタブのお湯を抜き、ラグを洗濯槽へ移動させます。
私はこの時、タブトラッグスという大きなバケツを使っています。

洗濯槽に入れたら、洗剤を加え、標準モードで洗います。
ベランダの手すりに干して乾かせば完了。

シミが消えて真っ白に!

洗濯槽だけを使う場合は下の投稿をご参考ください。

お絵かきや工作のはみ出し

この日は次女が、お絵かきボードから盛大にはみ出して机に書いていました。幸いホワイトボード用のペンのため簡単に落とせましたが、ギョッとしました。

子どもたちがお絵かきや工作をしたあとは、テーブルが汚れています。
具体的には、水性クレヨン、水性ペン、ボールペン、のりのはみ出しなど。

ボールペン以外は、水拭きでほとんど落とせるので、子どもたちにウェットティッシュを渡して拭いてもらっています。

そのあと、私がアルカリ電解水をスプレーして、マイクロファイバークロスで拭きあげています。

ボールペンも含めほとんどの汚れはこれで綺麗に。

ちなみに自分でお掃除しても、お母さんがやり直したと思わせたくないので「おお〜!きれいになったね! しあげは、おか〜さ〜ん(歯磨きの時のように)」などとキレイになって嬉しく思っていることを伝えるようにしています。

また、子どもたちがいい加減に拭いて全然落ちていない時は、「あれれ? 本当に拭いた? 全然落ちてないですけど……」など、叱らないように指摘します。

また、その時の子どもの様子や、私の調子によって「今日はお母さんがきれいにするから、次はもっとよく拭いてね」などと言ったり、「手伝うから、もうちょっと拭こう!」と一緒に拭いたりしています。

手、よだれ、鼻水の跡

窓やテレビ、鏡は、拭いても拭いても汚れます。
何でいちいち触るの〜と思いますが仕方ありません。

ただよく見てみると、小さな指の跡が可愛らしかったり、窓ガラスにぶちゅっとキスマークが付いていたりと、可愛い汚れもたくさん見つかって、楽しませてくれます。

ガラス面は汚れが気になった時に拭いています。

乾拭きでは落ちにくく、水拭きでは拭き跡が残ったりするので、口に入れても問題がない除菌スプレー(パストリーゼを使っています)とマイクロファイバークロスで拭くようにしています。

パストリーゼは高濃度のアルコールで、揮発性が高く、拭き跡が残らないので便利です。

同じく子どもが触りがちなテレビの画面も、以前はパストリーゼを使っていましたが、画面が傷むことがあるそうです。

そのため今は固く絞ったマイクロファイバークロスで拭き、すぐに乾いたマイクロファイバークロスで乾拭きしています。
すぐ乾拭きすることで、拭き跡が残らなくなります。

公園帰りの手足や服

公園から帰ってくると、大抵、手足も服も砂だらけに……。

そのまま家に入れると、床が砂でジャリジャリになってしまうので、玄関ですぐ服を脱がし、抱っこで運んで、洗面台やお風呂場で手足を洗います。
泥だらけや、汗びっしょりの時はシャワーを浴びさせます。

「足をつかないで行けるよ!」と膝やお尻を使って自主的に移動してくれることも。

玄関の三和土もすぐ砂だらけになるので、毎朝さっと掃いています。

おねしょ、お漏らし

朝からお漏らしをし、ラグを洗濯しました

長女は5歳、次女は2歳でまだオムツのため、最近はおねしょやお漏らしはほとんどありません。
しかし、長女が3歳〜5歳になりたての頃までは頻繁にあり、とても大変でした。

長女は3歳になってすぐに、「もうお姉ちゃんになったから、オムツは履かないの!」と宣言をして、その時からオムツ拒否になりました。
ちなみに、おねしょ対策の防水スボンも拒否。

履かないだけで、オムツが本当に外れたわけではなかったので、その日から夜中におねしょ、明け方おねしょ、朝起きてラグにお漏らし、遊んでいる間にお漏らし……。

特に毎晩何度もおねしょで起こされて、処理をするのが大変でした。

ついつい前置きが長くなってしまいました。

おねしょ対策としては、まず寝室にバスタオルと着替えを2〜3セット常備して、すべての敷き布団に防水シーツをかけました。

防水シーツは一定の効果はありましたが、布団と布団の間や、掛け布団の上からされることも多く、結局布団が濡れてしまうことも多くありました。

濡れた布団はベッドに斜めにかけて、扇風機で乾かしました。

おねしょを子どもが気にすると可哀想かな? と思い、「今日のオシッコはクマさんみたいな形ねー」などと話しながら片付けました。

掛け布団は洗える羽布団を利用しているので、平日は乾かすだけにして、洗うのは休みの日に。

お漏らしをされて一番困ったのは、和室の畳と、私の宝物の北欧椅子 ワイチェアの上でした。

困るとはいえ、出てしまうものは仕方ないので、「オシッコ出ちゃいそうになったら、木の床(リビングのフローリング部分)に来てね」と伝えました。
ほとんど効果はありませんでしたが、移動してくれたこともありました。

お漏らしの掃除はウエスで水拭きをしたくらいですが、臭いが気になる時は、消臭剤(エーツーケアを使っていました)をスプレーしました。

全部出しブーム

掃除ではなく、お片付けについてになりますが、長女も次女も、1歳代に全部出しブームが来ました。

おもちゃ、服、本など、手の届く範囲のもの、自分で開けられる収納の中のものをとにかく出していました。
カード類をばら撒いたり、あとで畳もうとまとめてあった洗濯物を、部屋中に撒き散らかされたり……。

遊ぶために出すというより、出すこと自体が目的のようでした。
私にとっては、子どもに関する掃除よりも、この後片付けが一番大変でした。

出勤前、子どもがお昼寝している時間、夜寝る前などに片付けを。
夜寝る前の一度だけ片付ければ良いとも思いましたが、部屋が散らかりすぎていると、自分が落ち着かないので日に2〜3回片付けていました。

子どもと一緒に片付けましたが、出すのがブームで、片付けるとまた出したがるので、なかなか終わりません。

散らかりに散らかった部屋を見ると、ゲッソリします。

そんな時は、ビフォーアフターを写真に撮ってInstagramに載せてみたり、「千里の道も一歩から」と心の中で呟きながら片付けたりしました。

片付け終わると、とてもスッキリして、いつも「やってよかった!」と思いました。
ただ、すぐにまた出されて、片付けるタイミングを間違えた……と思うことも。

部屋は今でも散らかりますが、次女も2歳になり、出すこと自体が目的ではなくなったので、片付けが少し楽になりました。

大変だけど、これも思い出

子どもは部屋を散らかして汚しますが、汚れを落としていると楽しい発見もあります。

床にしずくのようなものがポタポタ落ちて乾いた跡があり、なんだろう? と考えながら拭いていると「あ!昨日ここで泣いてた。涙の跡か」とわかることも。

床のゴミを拾い上げたら大きな鼻くそ(汚くてすみません)だったり……「そういえば次女の鼻を拭いてあげようと思ったらなくなってたな。自分で取ってここに捨ててたのか」と子どもの行動がわかったり。

掃除もまた新しい視点で、思い出を作ってくれます。

読んでくださり、ありがとうございます。
良い一日になりますように。

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