人、本、SNS……私の掃除のヒント

※2018/11/03に「みんなの暮らし日記 ON LINE」に寄稿した記事を編集・転載したものです。

まったく情報がゼロの状態で、本人の勘とセンスだけで素晴らしいことを成し遂げるなんて現実ではありえませんよね。
何らかのお手本やヒント、先生がいるはずです。
ぴょこぴょこぴさんが掃除をするなかで、ヒントにしてきたものは何か聞いてみました。

私がもらってきた、掃除のヒント

暮らしについて考えたり調べたりするのは昔から好きで、本やブログなどいろいろ読んできました。北欧インテリアに憧れたり、エコ掃除にはまったり、収納に目覚めたり、時短家事の必要性を痛感したり……。

今回は私の変遷と、参考にしてきた本や、現在参考にしているInstagramのアカウントなどをご紹介します。

身近な大人から学んだこと

私の実家はものがとても多い上、掃除や片付けが苦手な家でした。
手をかけて暮らしやすくするという考えもありませんでした。

散らかっているのが普通でしたので、インテリアの雑誌に載っているような暮らしはできるわけがない、と漠然と思っていました。

一方で、母の実家は空気が美しいすっきりとした家でした。

いま思い返すと、祖母は暮らしの工夫を重ねながら、こまめに家事を行っていました。
祖父は日常の家事は一切やりませんでしたが、家のメンテナンスの計画、家全体の収納の工夫などきちんと考えて管理をしていました。

また親戚に、掃除が上手な叔母がいて、彼女のおうちはピカピカです。
初めてお邪魔した時は、こんなに綺麗な家があるのか! と衝撃を受けました。

叔母に会うたびに、掃除の悩みやコツを相談してみるのですが、やはり“汚れは早めに落とす”、“汚れがつきにくくする”ことが大切なようです。

相談し始めた頃は、汚れはたまってからゴシゴシと落とすものだと思っていたので、驚くことがたくさんあり、とても勉強になりました。

北欧インテリアと丁寧な暮らし

一人暮らしをしていた頃は、北欧インテリアのブログに夢中でした。

センスの良いインテリアで飾られた美しいおうち、可愛らしい赤ちゃんや子どもたち、素敵な器と美味しそうなお料理、丁寧な暮らし……。

なんて素敵な生活! と憧れ、北欧インテリアの本もたくさん読みました。

白と木を基調としたナチュラルな雰囲気や、北欧メーカーの食器が好きなのは、当時読んだブログや本の影響だと思います。

この頃からエコ掃除にもはまり、お酢や重曹を使って掃除していました。
また、洗濯も粉石けんを使っていました。

現在、コストや時間がかかりすぎることはやらなくなりましたが、セスキや重曹、クエン酸など低コストで効率的に掃除できるものは、今でも愛用しています。

時短と効率を意識

結婚してしばらくは独身時代と変わらない考え方やペースで暮らしていましたが、長女が生まれ、慢性的な睡眠不足のなか、わが子に振り回される生活が始まりました。

赤ちゃんがいる生活は幸せであるとともに、壮絶な生活でもあること。
暮らしは丁寧さやエコだけを優先できるものではないことも身にしみました。

育休から仕事にも復帰して、いよいよ家事が回らなくなってきた頃、当時読んでいたブログ「OURHOME」のEmiさんの凄さに改めて気づかされました。

徹底的に効率化された家事、家族みんなを巻き込んでみんなでやる家事、使い勝手の良い収納……勉強になることばかりです。

著書もたくさん出されていますが特に『OURHOME -子どもと一緒にすっきり暮らす-』は、育児をしながらの工夫が参考になり、何度も読みました。

インテリアより収納が好き

結婚して2DKのアパートに住んでいた頃、もう少し家の使い勝手をよくできないかと、本多さおりさんの『もっと知りたい無印良品の収納』を読みました。

気持ちのいいおうちや、収納の工夫がとても勉強になり、何度も読みました。

本に出てくる本多さんのおうちは古いアパートで、高級な家具や食器が並んでいるわけでもありませんでしたが、何とも言えない清潔感と美しさがありました。

この本を読んで、「私が好きなのは、インテリアより収納だ!」と気づきました。

それ以来、取り出しやすく効率の良い収納を意識するようになり、少しずつ家の収納改善を進めるようになりました。

その後、本多さんの本を何冊か読み、「15分あったら喫茶店に入って、礼状を書く」など時間の使い方も参考になりました。

たとえば、待ち合わせなどで早めに着いた時。カバンに隙間時間ができたらやりたいものを用意して、カフェでやるようになりました。

資格の勉強、原稿執筆、保育園の書類記入、手帳とスマホを見ながらノートにやりたいことを書き出して整理する、などです。
今、この原稿の推敲もカフェで行っています。

カフェ代は少しかかりますが、物事が効率よく進みます。
あてもなくブラブラとウインドウショッピングすることがなくなり、無駄な衝動買いもなくなりました。

また同じ頃、高木ゑみさんの『考えない台所』も読みました。

読んでみて、高木さんの台所は「考えない台所にするために、考え抜く台所」だと感じます。

お鍋はコンロのそばに、ザルはシンクの近くになど、使う場所のすぐそばに収納すること、効率的な買い物の仕方など、参考になることばかりでした。

今思うと、この2冊の本を読んだ時期は熱が出そうになるほど、収納や時間の使い方について考え込んだ時期でした。

またこの頃、ウイリアム・モリスという19世紀イギリスのデザイナーの「役に立たないものや、美しいとは思わないものを家においてはならない」という言葉を、改めて意識するようになりました。

Instagramの素敵な人たち

長女が1歳半になった頃、アパートからマイホームへ引っ越しをしました。

新しいおうちをきれいに維持したいという気持ちもあり、時間がないなかでのお掃除のやり方を工夫し、Instagramに投稿を始めました。

投稿を始めると同時に、いろんなインスタグラマーの方の投稿も見るようになりました。

特に参考にしているアカウントをご紹介します(素敵な方が本当にたくさんで、とても悩むのですが……)。

おさよさん(@osayosan34

ご紹介するまでもなく、とても有名な方ですが、収納とお掃除もお料理もすべて美しくて見惚れています。

著書『家事グセ』もとても読み応えがありました。
テレビに出られた時に「使うための収納」とおっしゃっていましたが、本当にその通りだと思います。

mayuさん(@mayuru.home

ナチュラルでスッキリしたインテリア、考え抜かれた導線、家事の工夫も盛りだくさん。
お洋服アカウント@mayuru_0503もとても素敵です。

茂木和哉さん(@motegikazuya

洗剤の専門家ならではの、洗剤講座や使い方の実例などの詳しい投稿が勉強になります。
最近は掃除やお料理の動画を投稿されており、手際の良さに驚かされています。
お料理の手際があまりにも良いので、コメントをしたところ、起業する前に節約のために自炊とお弁当作りをされていたことが活きているそうです。

m.y.n...さん(@__mariagram

毎日コツコツ掃除されており、掃除の凄技を美しい写真で、わかりやすく投稿されています。
フロスピックを使って水栓を掃除するなど、驚くような技がたくさん出てきます。

***May***さん(@mayblue2250

キッチンシンクはステンレスの目に沿って磨くなど、掃除の技を丁寧に説明されています。
お子さんと一緒にお掃除されている様子や、美味しそうなお料理を見るのも楽しみです。

kaorinnnさん(@kao.ri.nnn

美味しそうなお料理、日々の掃除の写真を投稿されています。
キャプションに書かれている、働きながらのワンオペ育児のつぶやきに感心したり、ウンウンと頷いたりしながら読んでいます。

すずさん(@suzu1985

暮らし周りのことを幅広く投稿されています。
お金のこと、家事の工夫や豆知識など、参考になります。
役に立つこと、伝えたいことをスパっと書かれています。

えりかさん(@penta_room

収納がとにかく参考になります。
使う場所のそばに、合理的に美しく収納されています。
洗濯物を干してからしまうまでの導線や、キッチンカウンター脇に設置された充電ステーションなど、工夫がいっぱいです。

t.hiamoさん

3人のお子さんを育児し、働きながら、毎日コツコツお掃除をされ、夜は必ずキッチンをリセットされています。投稿を見ながら、私もリセット終わったよ! と心の中でつぶやいています。

Instagramはやめられましたが、今はYouTube「t.himao」で発信を続けられています。

めめさん(@memehouse_00

掃除の投稿が参考になります。
朝4時から家事をされるスタイルが私と似ていて、朝起きると、めめさんの朝活のストーリー投稿を見て、私もがんばろう! と元気をもらっています。

あずさん(@zuurii1984

効率的な家事や収納を行われています。
夫婦でお互いの得意分野を生かした家事シェアを行っており、お料理担当の旦那様は、作り置きも作られて、お手伝いではない家事を行われています。

TNKさん(@tnk.02

カッコいいインテリア、収納、DIY、作り置き、お料理の工夫など幅広く投稿されており、参考になります。
特に手作りのおもちゃや、おもちゃ収納は、なるほどと思うことがたくさんあります。

資格取得に向けて、勉強を始めました

これまで片付けや掃除は本などを参考にしつつ、自己流でやっていました。
もう少し深く学びたくなり、復職して少し落ち着いた今年の夏から、資格取得を目指して勉強を始めました。

クリンネスト2級

雑巾がけの仕方など、お掃除の基礎や、掃除計画の立て方などを学ぶことができました。

主に、家事代行をお仕事にされているプロの方が受講に来られていました。
資格を取ってステップアップしようという、高い意識をもって仕事に向き合われているのが印象的で、刺激を受けました。

整理収納アドバイザー2級

2級の認定予備講座で学んだ内容は、実際にやっていることばかりでした。
そのため新しい発見はありませんでしたが、整理収納のやり方を理論立てて学べることは、とても興味深いことでした。
また、ものとの向き合い方を改めて意識するように。

整理収納アドバイザー1級

現在予備講座を受講したところで、これから1次試験の勉強を始めます。

予備講座は2級に比べて片付けの理論だけでなく、お客様に対してどのようにヒアリングを進めるかということなども学ぶため、かなり実践的な内容でした。

受講に来ている方は整理収納を仕事にしたいと考えられている方がほとんどで、グループ演習では良い意見がどんどん飛び出し、わくわくしました。

勉強を始めると次から次へと関心事が増え、やりたいことでいっぱいに。
仕事や家事育児のバランスを取りながら、深く、広く学び、それを実生活に役立てていきたいと考えています。

読んでくださり、ありがとうございます。
良い一日になりますように。

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