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我が家にキッチンマットがない理由。キッチン掃除を楽にするコツ、汚れをためない掃除法

※2017/10/04に「みんなの暮らし日記 ON LINE」に寄稿した記事を編集・転載したものです。

Instagram「#pyokopyokopお掃除」で掃除について紹介しているぴょこぴょこぴさん。
ある時「毎回サッとお掃除するほうが楽なのでは?」と考え、キッチンの掃除法を変えたんだそうです。
汚れをためない掃除法とは?
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キッチンは「日々の掃除」をがんばっています

キッチンは、お皿や調理道具、食材など、たくさんの物が集まっている散らかりやすい場所。

その上、汚れやすい、火周りと水周りという2つが合わさった場所でもあります。
そのため、物を出したままにしないことと、日々の掃除に力をそそいでいます。

今回は、そのキッチンの掃除についてまとめました。

調理前に行っていること

清潔な台拭きでテーブル、調理台、コンロ周りを水拭きします。
食中毒が気になる季節は、アルコールスプレーをした後に拭きあげを。

また、必要ない物が出ていたら、汚れないように片づけておきます。

調理中に気を付けていること

はじめにお湯を沸かして、沸いたらポットに移し、やかんを拭いて乾かして片づけます。

コンロに置いたままにしたり、油を使う料理と一緒にお湯を沸かしたりすると、それだけでやかんが汚れてしまうからです。

やかんに限らず、油を使う料理をしている時は、周りに出ている物は最小限に。

調理中は、ステンレストレーに菜箸やお玉、フライ返しなどを乗せています。

調理台にじかに置くと汚れますし、フライパンに乗せたままにすると溶けるなど、傷んでしまうから。
蓋も鍋蓋立てを使い、直接調理台やコンロ周りに置かないようにしています。

さらに濡れた台拭き、アルコールスプレー、セスキ水※を調理台に出しておき、汚れたらすぐに拭けるように。

アルコールスプレーは水拭きだと雑菌が心配な場合に、セスキ水は油が跳ねるコンロ周りを拭くのに使っています。

※セスキ水の作り方
スプレーボトルに、水180mlとセスキ炭酸ソーダをティースプーン1/2杯ほど入れて作っています。

調理後の掃除

調理前と同じく、台拭きでテーブル、調理台、コンロ周りを水拭き。
これも同じく、食中毒が気になる季節はアルコールスプレーをします。

油汚れが気になる時は、セスキ水をスプレーしてから拭きます。台拭きとふきんは、この後石けんで手洗いし、朝と昼は洗濯物と一緒に干し、夜は煮沸消毒と漂白を。

また、シンクから排水口のごみ受け、排水口まで食器用スポンジと食器用洗剤で洗います。
ごみ受けのネットはこのタイミングで交換。
シンクを洗い終えたら、手拭きに使っていたタオルで水栓を磨き、シンクを拭きあげます。

その後、スポンジにアルコールスプレーをして揉みこんで除菌し、手拭きタオルでギュッと握って水分をとり、立てかけて乾かします。
手拭きタオルは新しい物に交換。

キッチンのリセット~夕食後の掃除~

以前にも少し触れたのですが、1日の汚れや散らかりをリセットしたいので、夕食の後片付けは特に念入りに行います。

内容は「調理後のお掃除」とほぼ同じですが、調理台に置いてある物は一度動かしてから全体を拭きます。

また、台拭きでテーブルや調理台などをすべて拭いた後、同じ台拭きでキッチンの床も拭きます。

普段は水拭きですが、油を使う料理をした後は、セスキ水をスプレーしながら拭きます。

使い終わった台拭きは、ふきんと一緒に石けんを付けて手洗いし、酸素系漂白剤と水を入れた琺瑯容器で少し煮て、朝まで漬け置きを。
酸素系漂白剤は漂白のため、煮るのは殺菌のためです。

冷めたらすぐ手洗いして干したほうが良いと思いますが、早い時間に子どもと一緒に寝るため、冷めるまで待てず、朝まで放置しています。

また、面倒な時は塩素系漂白剤で漬け置きしますが、生地が傷むので、できるだけ酸素系漂白剤を使うようにしています。

掃除専用の道具は増やさない

食器用スポンジでシンクから排水口まで洗ったり、台拭きでキッチンの床まで拭くなど、できるだけ掃除専用の道具を使わないようにしています。

はじめは古くなったスポンジを掃除用にしたり、ウエス(古いタオルやTシャツなどを切って作った、使い捨て雑巾のこと)で床を拭いていました。

その頃は、シンクが汚れてから掃除したり、キッチンマットを床に敷いて汚れたら洗濯したり。
いまより掃除の回数は少なかったのですが、汚れてからする掃除はとてもおっくうでした。

ある時「面倒なことを減らして、毎回サッと掃除するほうが楽なのでは?」と思い、やり方を変えることにしました。

シンク洗い専用のスポンジを置かない代わりに、片づけのたびにシンクを洗って汚れをためないことに。

シンクを洗った後は、念のためアルコールスプレーでスポンジを除菌。
シンク洗い専用のスポンジをなくしたことで、スポンジ1つ分ですが、置き場が減り、管理の手間も減りました。

汚れて古びたスポンジを、置かなくて良くなったこともうれしいことでした。

毎晩キッチンのリセット時は床を拭く代わりに、キッチンマットを撤去。
あちこち拭いた台拭きで、最後に床を拭くことがいちばん楽なので、ウエスを使うのをやめました。

マットの洗濯の手間が減り、床もきれいな状態を保てるように。
床を拭いた後は、煮沸か塩素系漂白剤で除菌を。

キッチンのリセットの流れの中で、手元の道具を使って掃除しているので、楽にできるようになりました。

調理台だけじゃない、キッチンのお掃除

キッチンには調理台やコンロ以外にも換気扇やレンジなど、掃除すべき箇所があります。
最後に、それぞれどのような掃除をしているのかご紹介します。

シンクの黄ばみ落とし

我が家のシンクは人工大理石なのですが、黄ばんできたらシンクに40~60度のお湯を張り、酸素系漂白剤を入れて漬け置き。

ついでに、汚れを落としたい調理道具や食器も一緒に漬けます。
数時間漬け置きし、水で流すだけでスッキリきれいに。

蛇口のクエン酸パック

蛇口に白いカルキ汚れが蓄積したら、クエン酸水※をスプレーし、ラップでパックを。

数時間放置してラップを外し、そのラップに粉のクエン酸を付けて、カルキで汚れたところをこすります。
すると、クエン酸パックでやわらかくなった汚れがするすると落ちます!

同じ方法でポットの注ぎ口や食洗機などのカルキ汚れも落とすことができますよ。

 ※クエン酸水の作り方
 スプレーボトルに、水180mlとクエン酸をティースプーン1杯ほど入れて作っています。

調理台丸洗い

調理台は毎日拭いていますが、それでも少しずつべたつき・ざらつきが残るようになります。
べたつき・ざらつきが気になりはじめたら、調理台を丸洗い。

調理台の上の物をすべて移動し、食器用スポンジに食器用洗剤を付けて泡立て、ゴシゴシ洗います。

この時、コンロやコンセントなどの通電部分(我が家はIHなのです)にかからないように要注意。
洗い終わったら、シンクの近くは水栓シャワーを伸ばして、水をかけて流します。

キッチンによりますが、我が家の調理台はシンクに向かって傾斜がついているので、水の勢いが強くなければ床まで濡れません。

シンクから遠い場所や、IHやコンセント周りは、濡れ布巾やきれいに洗ったスポンジなどで拭き取ります。
最後に乾いたタオルで拭きあげて完了。

丸洗いすると、調理台が一段と白くきれいに、手触りもサラサラになりスッキリします。

換気扇掃除

週1回、パーツを外して食洗機に入れて洗います。※下記の注意参照。
外せない部分は、セスキ水をスプレーしたウエスで拭き、最後に水拭きします。

!!注意!!
換気扇の材質により、食洗機を使用すると塗装が剥げるので、注意が必要です。まずは換気扇の取扱説明書をご確認ください。

●2017年10月追記

先日、いつもの通り食洗機に入れて洗ったところ、シロッコファンが腐食して塗装が剥げてしまいました。
キッチンのショールームで、「パーツを外して食洗機で洗える。他社のものは塗装が剥げることがあるがここのものは大丈夫」と聞いていたのですが……。
結局、シロッコファンは食洗機で洗うと塗装が剥げることがあるので、手洗いするよう言われ、新しいものと交換してもらうことになりました。
皆さんもご注意くださいね。

冷蔵庫の除菌

冷蔵庫内が広く空いた時など、アルコールスプレーで除菌して、台拭きやキッチンペーパーで拭きます。
扉や取っ手部分も汚れが気になったら同じように拭いています。

製氷タンクの除菌

製氷し終えてタンクが空っぽになったら、タンクを洗ってふきんで拭き、アルコールスプレーしてから乾かします。
氷がたくさんあって製氷する必要がない時は、タンクを空っぽのままにしておきます。

電子レンジ庫内の掃除

生野菜を加熱した後など、庫内が水蒸気で結露した時は、結露を利用して、清潔な台拭きで拭き掃除を。

食器棚や引き出しなどの掃除

少なくとも年1回は食器棚や引き出しなどの物をすべて出し、拭き掃除をします。
同時に収納方法や物の見直しも実施。

不用品はないか、期限切れの食品はないかなど確認。
再び戻す時は、使用頻度の高い物は出しやすい場所に収納されているかなど、よく考えて収納します。

読んでくださり、ありがとうございます。
良い一日になりますように。

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