※2019/01/11に「みんなの暮らし日記 ON LINE」に寄稿した記事を編集・転載したものです。
共働きの子育て世帯は時間がない! けれど、家事はしないと家の中が汚れるし淀む……。 だから、効率や時短を意識してがんばる。 そんな人も多いのでは?働きながら子育てをするぴょこぴょこぴさんに、普段意識していることや工夫していることを教えてもらいました。 |
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もくじ
私の「ついで掃除・家事」と「時短ワザ」
次女の育休から職場復帰して、半年以上が経ちました。
特に平日の朝晩は、毎日バタバタで過ごしています。
時間がないなかでも家事は回していかないと滞り、家事がしにくくなるという悪循環にはまります。
もちろん日中に家事はできません。
朝起きてから家を出るまでと、帰宅後から寝るまでの間に、ギュッと凝縮して家事をやっています。
一つひとつゆっくり丁寧にやると(本当はそんな風にやりたいのですが……)、どうしても時間が足りなくなるので、家事は流れで行うことにしています。
そこで今回は、ルーティンの家事のやり方、夫との分担、時短になるちょっとした工夫などについてまとめてみました。
朝の流れ
子どもと一緒に早寝するため、朝は4時ごろに起きています。
4時から、家族が起きてくる6時過ぎまでが、私のひとり時間であり、家事のゴールデンタイムでもあります。
朝の自分の動きに合わせて、家事を進めます。
二階から一階に降りるついでに
- クローゼットから着る服を取り出す。
- 二階の廊下に干してある洗濯物を取り込んで、階下に運ぶ。
トイレに入るついでに
・トイレの簡単掃除をする。
簡単トイレ掃除の手順
トイレ用の拭き取りクリーナーとトイレットペーパーで、次の汚れが気になる場所を拭いています。
- ウォシュレットのリモコン
- トイレットペーパーホルダー
- 便座の表
- 便座の裏
- ウォシュレットのノズル付近
- 便器のふち
- 便器付近の床
- サニタリーボックス
洗面所で顔を洗うついでに
- 洗面台の掃除をする。
- 隣にあるお風呂場の水滴拭きなどをする。
洗面台掃除の手順
次の順序で掃除をしています。
- 排水口のゴミをティッシュで取って捨てる。
- マイクロファイバークロスで、鏡や蛇口を磨く。頑固な汚れはクロスの端を少し濡らして拭き取り。
- 洗面台の照明の上や窓枠など、手が届く範囲の気になる場所を拭く。
- クロスを濡らして、洗濯石鹸をつけて、洗面台を洗う。
- 排水口のゴミ受けを洗う。
- 最後にクロスを手洗いして、洗濯かごへ。
また、顔を洗う流れで、化粧や着替えなどの身支度も済ませます。
お茶を飲むついでに
朝、喉が渇いていることが多いので、このタイミングでお茶を飲みます。
この際、キッチンに立ったついでに
- キッチンカウンターをパストリーゼで除菌する。
- 食洗機の中などの食器を片付ける。
(朝食で使う食器は、この時キッチンカウンターに出しておく)
録画した番組を見ながら
- 洗濯物をたたむ
- アイロンをかける
- 保育園の連絡帳を書く
- 家計簿をつける
- 手帳を見てすることの確認、整理
4番以降はできない日も多いです。
余裕がある日は、テレビに集中したり、本を読んだり、PC作業をしたり……。
朝食の準備のついでに
- お弁当を作る(おにぎりだけの日も)
- 晩ご飯の準備。下ごしらえだけ、冷凍してある塩鮭を冷蔵庫に移動させるだけ、唐揚げをあげてしっかり作るなど、日によってさまざまです。
朝食の準備をしているころ、夫や子どもたちが起きてきて、慌ただしい一日がはじまります。
子どもたちが起きると、熱を測ったり、髪をとかして結んだり、食べさせたり、着替えさせたり、歯を磨かせたり……と、大忙し。
夫は起きると、ゴミを捨てに行ってくれます。
子どもたちの食事や身支度を終えてキッチンを片付けたら、ルンバのスイッチを入れて、家族みんなで出発します。
帰宅後の流れ
帰宅途中に保育園に寄り、18時前に子ども達と一緒に帰宅します。
子ども達を自宅のすぐそばにある夫の実家に預け、保育園の荷物の片付けや夕食の準備を行います。
家に入るついでに
- コート、靴にA2Careをスプレーして除菌をする。
- 鞄や保育園の荷物の中身を出して、整理をする。
- 保育園から持ち帰ったオムツは、玄関収納に設置したゴミ箱に捨てる。
- 鞄の中身を出したら、鞄にもA2Careをスプレーする。
- 郵便物があれば、整理をする。
手洗いうがいのついでに
- 保育園バッグなどに入っている洗濯物を洗濯かごにいれる。洗濯物の量が多い日は、ここで洗濯の1回目を回す。
※洗濯物は主に夫が干します。余裕があれば1回目は私が干すこともあります。 - 隣の風呂場に行き、お風呂の蓋を閉めて、お湯はりスイッチを入れる。
- バスマット代わりのバスタオルを敷いて、入浴の準備を。
脱衣所を後にするときは、空っぽになった保育園バッグを持ってカーテンを閉めながら、リビングへ。
そして、次女の保育園バッグに、翌日の持ち物を入れて準備。
長女は夕食後、自分で準備してくれます。
娘の持ち物は朝の洗濯物たたみのタイミングで準備しているので、入れるだけ。
この後、夕食の準備をします。基本は作り置きを温めたり、朝下ごしらえをしたものに火を通して完成させたりするので、いちから調理することはほとんどありません。
夕食準備をしながら
- キッチンカウンターとテーブルをパストリーゼで拭いて除菌。
- 食洗機のなかの食器片付け(そのまま夕食で使うものも多くあります)
- 調理に使ったものや空になった保存容器を洗ったり、食洗器に入れたりする。
- 余裕があれば、保育園の連絡帳を確認し、翌日の分で書ける場所を書いておきます。
夕食の準備ができたら、夫の実家へ子どもたちを迎えに行き、子どもたちと一緒に夕食を食べます。
私は食べ終わると少しずつ夕食の片付けをはじめます。
子どもたちが食べ終わったら、テーブルとテーブルの下を拭きます。
夕食後にテーブルでお絵かきや工作をはじめることがあるので、すぐに拭いておくとスムーズに進むことができます。
この後理想は一気にキッチンのリセットまで行うことですが、次女の機嫌次第で先にお風呂に。
次女が機嫌よく遊んでくれたり、シンクでじゃぶじゃぶとお手伝い(実際は水遊び)をしてくれたりするときは、キッチンのリセットを行います。
抱っこ抱っこ!とグズり出したら、先にお風呂にしています。
お風呂に入りつつ遊ぶと、気分転換になるようで入浴後はスムーズにキッチンリセットができることが多いです。
キッチンのリセット、リビングの片付け、子どもと寝る支度(歯磨きなど)が終了したら、寝室に行き、寝かしつけをしつつ一緒に眠ります。
食事の準備について 1週間の料理については、以前のコラム「平日、ごはんの準備は朝にまとめて行います」でご紹介しています。 よろしければご覧いただければと思います。 |
夫との分担
夫は平日の朝はゴミ出し、夜は洗濯物干しを担当してくれています。
そのほかに、その時々でやってほしいことを伝えて協力してもらっています。
休日は、夫が子どもたちを連れ出してくれることが多いので、その間に掃除や作り置きをすることが多くあります。
また、車のお手入れ、エアコン掃除、換気口のフィルター掃除、DIYなどは、主に夫の担当になっています。
便利家電の利用
最近は、お掃除ロボット、食洗器、調理家電など、家事を援けてくれる便利な家電がたくさん。
私は、コストが見合えば、どんどん取り入れたいと考えています。
仕事と育児で忙しいというのも理由ですが、専業主婦だったとしても、やっぱり利用したいと思います。
自分の手を動かして家事をする楽しさもあります。
でも、家電にやってもらうことで、新たなことができるのも、ゆっくりできるのも、素晴らしいことだと考えています。
わが家で使っている便利家電は次のとおり。
①ルンバ、ブラーバ
出かける前にルンバのスイッチを押して、掃除機がけをしています。
帰宅すると床が綺麗になっているのが嬉しいです。
拭き掃除をしてくれるブラーバは、週末に利用することが多いです。
ルンバと異なり、音が静かなので、夜でも使えるのがいいところだと思います。
②乾燥機
乾燥機能がついたドラム式洗濯機と迷って、単体で乾燥機を購入しました。
いちばんの理由は価格です。
ドラム式洗濯機に比べて、乾燥機と縦型洗濯機のほうがかなり費用を抑えられました。
③気になる調理家電
今、調理家電がとても気になっています。ホットクックやクックフォーミーなどがとても便利そうです。
わが家でも導入すれば、作り置きがなくなってくる週後半の料理がうんと楽になるのでは?でも、なかなかの高額……と悩んでいます。
予定の整理
朝家事がひと段落したタイミングや、会社のお昼休みなどに、手帳を開いて予定を整理しています。
やるべきことがいつも山盛りなので、手帳を開いて優先順位を整理するように心がけています。
ちょっとした時短ワザ10選
一つひとつは小さなことですが、積み重ねると意外と時間を短縮してくれます。
①ゴミ袋は5枚重ね
ゴミ箱にゴミ袋をセットするときは、一気に5枚セット。
そうすることで、ゴミを捨てるたびにゴミ袋をセットしなくてよくなりました。
大きなゴミ箱でも、トイレ用の小さなゴミ箱でも同じ方法です。
②洗濯物をしまう手間を減らす
洗濯物をたたむタイミングで、トイレや洗面台のタオル交換や、保育園の荷物の準備や入浴後の着替えの準備をしています。
こうすることで、畳んでクローゼットに収納する手間を減らせます。
③自分の移動のついでに物を動かす
洗面所からリビングに移動するとき、一階から二階に移動するときなどに、片付けるべきものを一緒に持って少しずつ移動させます。
例えば、洗面台におもちゃが放置されている場合(不自然な場所におもちゃがありますが、わが家ではよくあります)、洗面所から出るときに手に持って、近くのキッチンカウンターに移動させておきます。
キッチンからリビングに行くタイミングで、おもちゃを持って、リビングのおもちゃ入れに入れます。
使ったものはそのときどきで片付けることが理想ですが、省エネでの片付けもおススメです。
④買ったものは収納する前に、不要なパッケージなどを捨てる
外出時に買ってきたもの、ポストに届いたもの、宅配便で届いたものは、なるべく玄関先で開封して、不要なパッケージやDMなどは部屋に持ち込まないようにしています。
ゴミを持ち込まないことで部屋が散らかりにくくなりますし、収納前にパッケージから出しておくことで使いやすくなります。
収納するときは、使うときのことをイメージして、使いやすい状態で収納するようにしています。
⑤少量の洗い物でも食洗機
少量の洗い物でも食洗機を利用しています。
機械に頼めることは、迷わずやってもらうことにしています。
⑥お味噌汁の具のセットを準備
週末の作り置きの際などに余った野菜を、一回分のお味噌汁の具として小分けして冷凍しています。
お味噌汁を作るときは、沸騰しただし汁に冷凍野菜を凍ったまま投入しています。
⑦お味噌汁をだいたい仕上げておく
朝ご飯を作るついでに、夕食用のお味噌汁も味噌を入れる直前まで作っています。
帰宅後は温めて、味噌を加えれば完成。
⑧水出汁を作っておく
ピッチャーに鰹節と昆布を入れて水を注ぎ、水出汁を作っています。
冷蔵庫で保管して、お味噌汁や煮物などを作るときに使用しています。
⑨洗濯カゴに入れるときに、ネットに入れる
洗濯ネットに入れて洗いたいものは、洗濯カゴに入れる時点で、ネットに入れています。
後から分別する手間がなくなります。
⑩洗剤の使用量は洗濯機に書いておく
ラベルライターで洗剤の使用量を書き、洗濯機に貼っています。
迷ったときに、いちいちボトルを見なくて良くなりました。
睡眠がいちばん大切です
いろいろ書きましたが、時短のいちばんの近道は、十分な睡眠だと思います。
睡眠不足だと頭が働きにくく、体もテキパキ動かせません。
私はいまは朝4時ごろ起きているので、ショートスリーパーだと思われることがありますが、子どもと一緒に21時には眠っているので、7時間は寝ています。
子どもが小さいうちは夜泣きや、オネショで起こされるなど、なかなか思うようには寝られませんが、週末はお昼寝をプラスするなど、できるだけ眠るようにしています。
読んでくださり、ありがとうございます。
良い一日になりますように。