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掃除を好きでいたいから、無理しない

※2017/08/08に「みんなの暮らし日記 ON LINE」に寄稿した記事を編集・転載したものです。

試行錯誤しながら、お部屋をキレイに掃除して過ごしやすい家づくりをしているぴょこぴょこぴさん。
掃除へのモチベーションを維持するために、どうしているのでしょうか?
今回は、ぴょこぴょこぴさんの掃除への姿勢をご紹介します。
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家族と自分が心地よく過ごすために

「毎日の掃除のモチベーションを、どのようにして維持しているのか」という問いをいただいたので、改めて振り返ってみたいと思います。

なんといっても家がきれいな状態で過ごすと気持ちが良いというのが、毎日掃除するいちばんの理由です。

朝、洗濯や朝食の後片付けをし、散らかったおもちゃや座布団などを元の位置に戻し、掃除をしてから、整った部屋でお茶を飲んで一息つく時間がとても幸せに感じます。

ちょっと一息。とっても幸せな時間です。

やるべき家事はいくらでもあるので、それほどゆっくり座っていられませんし、次女がいろんなものを引っ張り出して遊ぶので、片付けたそばから散らかり始めますが、それでも掃除をしておくとスッキリ気持ちよく過ごせます。

夫も長女も普段は何も言いませんが、すごく散らかったり埃がたまったりしていると気になるようなので、掃除できている日は気持ちよく過ごせているのでは? と思っています。

片付けると、遊びや家事もスムーズに

掃除だけでなく片付けをしておくと、家事や遊びがすぐに始められるのも良い点だと思います。

食後すぐにテーブルの上を片付けて拭いておけば、私が洗い物をしている間に、長女がテーブルでお絵かきをしたり、ブロックで遊んだりしています。

集中して遊んでくれれば、私は食事の後片付けに専念できます(とは言っても、「お姫様の絵描いてー」「ここハート型に切って」など呼ばれることも多いのですが……)。

テーブルの上がきれいだと、私も家計簿や保育園の書類記入などもスムーズに着手できます。

逆にテーブルが片付いていないと、長女はテーブルの端っこや窓際の狭いカウンターにおもちゃを広げて遊び始めます。

遊びにくい上、ウッドビーズなどの細かいおもちゃや色鉛筆など、次女にとって危ないものが床に落ちてしまいます。

そうなると、私も片付けの手をとめてそれらを拾ったり、長女を叱ったりと悪循環に陥ります。

また、子どもたちは床いっぱいおもちゃを広げて遊ぶのが大好き。
でも、おもちゃを出しっぱなしにするのではなく、遊び終わったら床にあるものを片付けます。

そうするとキレイになるだけでなく、次女が椅子を手押し車のように押して部屋のあちこちに移動して楽しむなど、新たな遊びを始められます。

長女は夫が帰宅するとリビングの床にあるものを片付け、ボールで野球やサッカーを始めることもあります。
テレビの裏なども定期的に掃除していれば、そんな時にボールが飛びこんでも埃だらけになりません。

Instagramもモチベーション維持に

以前は掃除していても、「今日はお風呂の天井を拭いたよ」「今日は階段をセスキ水で拭いたよ」など、さすがに毎日夫や友達に話すわけにもいかなく、ひとり黙々と行っていました。

もともと掃除や片付けは好きでしたが、Instagramに投稿するようになってから、ひとりで行う孤独な作業ではなくなりました。

Instagramでいただいたアドバイスをもとに、レンジフードをピカピカにしました。

人知れず行うことに不満はありませんでしたが、Instagramに投稿したり、他の方の掃除の投稿を見たりして、より楽しく掃除できるようになったのです。

普段、他の主婦の方がどんな掃除をしているのかなかなか知る機会がないので、Instagramの投稿を見るのはとても勉強になっています。

また私の投稿を見て試してみたというコメントをいただいたり、うまくいかなかった掃除にアドバイスをいただいたりすると嬉しくなります。

レンジフードを掃除した時に拭きムラができてしまった時など、たくさんのアドバイスをいただいてきれいにできた場所もあります。

夫も私の投稿を見ているので、夫からのアドバイスや協力も増えました。

掃除が嫌いにならないように、+αは1日1箇所

私は、ルーティンの掃除以外に「+αの1日1箇所掃除」として、普段やらない場所の掃除をしています。

この日はお風呂のカルキ汚れの掃除。クエン酸水をスプレーして乾かないようにラップでパックしました。

次女を出産してしばらくした後、汚れて散らかった家を見て、無理をしないで少しずつ掃除しようと思ったのがきっかけで、今では習慣になっています。

掃除は毎日していても、次から次へと汚れていくので、きれいにする場所がなくなることはありません。
実は掃除したいと思っている場所はたくさんあり、ルーティンの掃除と+αの1日1箇所掃除では追いつかないくらいです。

でも、気になるところをすべて行っていると、一日中掃除に明け暮れることになります。
それだと、ある日突然、掃除が大嫌いになってしまいそうなので、いつもと違う掃除は1つだけにしています。

この日は朝から出かける予定があったので、ついでにシンクをオキシ漬けにしておきました。排水口のゴミ受けにラップを巻いています。

オキシ漬け時の排水口の栓の方法は、こちらの投稿をご参照ください。

やる気や体調と相談、無理は禁物

毎朝、朝食を作りながら、その日やるべきことを考えているのですが、その時に+αで掃除する場所も決めています。

やる気と時間がある日は、網戸掃除やお風呂の水垢取りなど手がかかる掃除をがんばっています。

逆にやりたくない日や忙しい日は、パイプクリーナーで排水口をきれいにするだけ、など5分もかからない掃除をすることで続けられています。

子どもと一緒に遊びがてら掃除することもあります。

絶対に毎日掃除をする、というわけでもありません。
体調が悪い日、睡眠不足の日、育児がとても大変な日などは、掃除はやめて、体を休めたり、子どもと過ごすことを優先させたりしています。

仕事復帰に向けて、掃除のスキルを磨きたい

掃除に限らず、家事は時間の使い方やスキルによって、かなり成果に差が出ると思います。

今は育休中のため、仕事をしていた時と比べて余裕があるので、気になることには時間をかけて取り組めます。

毎日行っていると、日々小さな発見や、大発見があって、少しずつ掃除のスキルが身についていると感じています。

たとえば、アルカリ電解水でテーブルを拭いていた時、ボールペンの落書きが簡単に落ちてビックリしたこともあります。

その時以来、ボールペンで落書きされても慌てることはなくなりました(とは言っても紙以外に書いてはダメだと子どもたちには言っています)。

私は掃除が好きですが、それでも面倒だと感じる掃除もありますし、初めて試す方法はおっくうに感じたりします。

そんな時は「育休中の今やってみないなら、仕事に復帰したらできるわけがない。やるなら今」と自分に言い聞かせています。

一度やっておくと、次にやる時のハードルが下がりますし、予想していたより意外に簡単だったりします。

ある日は絵本の収納の見直しを。ワイヤーバスケットに収まっていたのに、いつの間にか溢れてしまいました。子どもの年齢によって量が変わるものなので、家具ではなくファイルボックスを買い足すことに。

今は、復帰後の生活をスムーズに進めるための貴重な準備期間ととらえて、どうすればより良くなるかを考えながら日々の家事を行っています。
掃除だけでなく、収納も大幅に見直しを行っています。

夫からも、朝のあわただしい時間に家族の動線が交錯しないように、収納場所を考え直したいという意見が出ています。

ひとりで考えるより、家族の意見を聞く方がひらめくことも多いので、夫と相談しながら使い勝手が悪いところは、育休の間にどんどん改善して復帰に備えようと考えています。

読んでくださり、ありがとうございます。
良い一日になりますように。

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